サステナビリティー(E&S)

ESGカレントトッピクス

ちょっとだけSDGsなど

SDGsについて話してくれという依頼にはやんわり断っている。「たぶん10分くらいで終わりますが」嘘だ。SDGsには17のゴール(大項目)があり、それぞれのゴールにターゲット(小項目)があって全部で169もある。全部解説しようとしたらもちろん...
ESGカレントトッピクス

BPの”気候変動”株主提案、再び賛成多数へ(by CA100+)

最近ちらちら見かけるClimate Action 100+とは、気候変動に関する機関投資家のイニシアチブで、気候変動ものでは、TCFDの次のブームだ。まあ、CDP(Carbon Disclosure Project)からはじまって、TCFD...
ESGカレントトッピクス

PG&Eの連邦破産法Chapter 11申請

PG&E(Pacific Gas and Electric Company, NYSE: PCG)は、カリフォルニア州の民営ユーティリティ会社の中で最大手の企業で主に加州の北側に電力ガスを供給しているが、史上最悪と言われた山火事の補償に耐え...
ESGカレントトッピクス

“Meat” or Not “meat”, that is the question.

Sustainable Food あるいは Sustainable Agricultureは、次に流行する注目ESGテーマで企業のSDGs(CSVのこと)でもイチ人気になるとみている。なにせ、現在の世界人口は70億人で、2050年には人口1...
ESGカレントトッピクス

薄いルールブックを決めたCOP24

毎年この時期はCOP(Conference of the Parties)、気候変動枠組条約締約国会議が開かれる。今年はポーランドのKatowice(たぶんカトヴィツェと発音)で24回目のCOPが開かれた。まずパリ協定について復習しておくと...
ESGカレントトッピクス

PRI in Person (4) 気候変動の情報開示はTCFDで

全体的に大義名分の多い会議だったが、TCFDについても、「これからの気候変動に関する情報開示はTCFD 」ということはアピールできたが、「TCFDってどうやるの」というアクションプラン(方法論)はよく見えないかった。したがって気候変動情報開...
ESG投資の基本

インパクトボンド

インパクトボンド(Impact Bond)は、社会的インパクトボンド(Social Impact Bond)とも呼ばれるが、日本のJICAや学生支援機構が主張しているソーシャルボンドとは異なる。インパクトボンドは、社会への影響(インパクト)...
ESGカレントトッピクス

海洋プラスティックがストローになるわけ

年初にN総研のA氏にお会いしたときに「パームオイルの次はマイクロビーズの問題」と予言されていたが、本当にやってきたほんの数ヶ月で海洋プラスティックゴミ問題はストロー不投資?運動となって日本でも広く認識されたようだしかし、はて?マイクロビーズ...
ESGカレントトッピクス

温暖化ガス削減と日本のエネルギー政策

日本経済新聞 朝刊2018年6月18日エネルギー日本の選択(1) 思考停止が招く危機原発「国策民営」の限界日本のエネルギー政策が滞っている。原子力、再生可能エネルギー、火力とそれぞれが大きな課題に直面しているが、政府は近く閣議決定するエネル...
ESGカレントトッピクス

タバコ不投資が再流行

米国の不投資運動の2000年代のブームはタバコだった。当時の大学の学生運動の盛り上がりは、今の石炭不投資に似ていると指摘した人がいる。ネガティブスクリーニングするSRIファンドのために、インデックス会社もダウジョーンズexたばこを計算してい...