ジャパンガバナンスウォッチャー

ESGカレントトッピクス

上場子会社のアスクル

グローバルESGウォッチャー改め、ジャパンガバナンスウォッチャーです。日産、リクシルの次はアスクル(2678)だ。アスクルの株主総会で、岩田CEOと独立取締役3名の選任が否決された。親会社のヤフー(41.67%)と2位大株主のプラス(10....
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LIXILガバナンス物語(シーズン完結編)

6月25日のLIXILの株主総会で、クライマックスを迎えたLIXILガバナンス物語はNetflixのStranger Thingsの向こうをはれるくらいのドラマチックな展開となり、早くもシーズン2突入となった。総会の結果は第1号議案(会社議...
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ああ日産

ゴーン氏を東京地検特捜部に渡した後、日産はガバナンス強化を図って、業績不振でもマネジメントは西川社長CEO体制のまま、主要株主であるルノーとのアライアンスはそのままで経営統合はなしで、株主総会を乗り切るつもりのようだ。ガバナンスの強化とは、...
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LIXILガバナンス物語(後篇)

(あらすじ)自ら招いた瀬戸CEOを辞任させ、潮田会長は自らCEOに再登板、社外取締役で指名委員会の委員長だった山梨氏のCOO就任させたところ、外国人株主などから、ガバナンスの不全が指摘された。外国人株主や伊奈一族からの臨時株主総会招集要請が...
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LIXILガバナンス物語(前篇)(改定)

(あらすじ) LIXILグループは、1.6兆円規模のトップライン(売上高)を持つ世界最大の住宅内装建材、住設機器メーカーである。トステムとINAXの合併を基に、サンウェーブや新日軽なども加え、さらにクロスボーダーM&Aでアメリカンスタンダー...
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デサントの少数株主はアスレジャーの夢を見るか?

当ブログはグローバルの投資業界にあるESGな話題を紹介するサイトであるが、実はというか「日本企業のコーポレート・ガバナンス」もグローバルで共有されているESGテーマの一つである。欧米の機関投資家にとっては、日本企業のコーポレート・ガバナンス...
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運用機関の上場とコーポレートガバナンス

昨年末にマザーズ上場予定だったレオス・キャピタルワークスが上場を取りやめた。上場取り止めの理由を「コーポレート・ガバナンス及び内部管理体制の有効性について投資家保護の観点から深堀りすべき事項が発生した」と説明している。要請はみずほ証券からあ...
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日産とコーポレートガバナンス

日産のゴーン社長の逮捕は、メディアではワイドショー扱いの事件となっている。メディアに流れている容疑は、有価証券報告書の虚偽記載。ゴーン社長の高給は有名だが、実は有報上(5年で約50億円)の2倍くらい(5年で約100億円)だったらしい。他にも...