ESG投資の基本

ESG投資の基本

ESG投資とは(定義)

ESG投資は草の根的に拡がったため、きれいに定義するのは難しい。後発の責任投資原則(PRI)は、PRI策定時にすでにあるESG投資的なものをできるだけ抱合し、かつ受託者責任(Fiduciary Duty)との整合性が保たれるように工夫した結...
ESG投資の基本

ESG投資のアプローチ(投資手法など)

ESG投資といっても様々で、そのやり方についてはPRI(責任投資原則)も定めていない。ESG投資は草の根的に広がったので、それぞれのESG投資のやり方というものが存在する。言ったもん勝ちという側面もあって、本人がESG投資だといえばESG投...
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インパクトボンド

インパクトボンド(Impact Bond)は、社会的インパクトボンド(Social Impact Bond)とも呼ばれるが、日本のJICAや学生支援機構が主張しているソーシャルボンドとは異なる。インパクトボンドは、社会への影響(インパクト)...
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PRI署名機関投資家のコミットメントとは

文字通りのPRIは機関投資家のESG投資へのコミットメントを示しており、PRIに署名するとは、まさにこのコミットメントへの署名であるSignatories’ commitment(署名機関のコミットメント)は比較的短い文章で、まず“As i...
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責任投資原則(PRI)のはじまり

この8月にアナン元国連事務総長が亡くなった。ノーベル平和賞を受賞された初のアフリカ出身の事務総長であり、輝かしい功績が沢山ある方だが、ESG投資業界でもPRI誕生に関わっていた。ここ10年くらい「ESG投資セミナー」でESG投資を紹介してき...
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受託者責任(フィディシュアリ・デューティ)

ESG投資には、受託者責任(Fiduciary Duty)について避けられない議論がある。受託者責任(Fiduciary Duty)とは一般的には、他者の信認を受けて裁量権を行使する者が負う責任と義務をいう、企業年金では、管理運営にかかわる...
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ネガティブスクリーニング、ネバーダイ(米国編)

ネガティブスクリーニングはESG投資のもっとも伝統ある基本的な実践方法で、グローバルESG投資の半分くらいはこれと思っておいて間違いない90年代米国のSRIといえばネガティブスクリーニングのことを指していた(まだ、ESGなどという言葉もなか...